全体の流れは
です。
WordPressでオリジナルテーマを使うなら絶対に合った方が便利なFTP接続!
サーバーの方でFTPを使えるようにします。
Teratarmでコマンドを入れていきます。
VNCでは「:」が入力できないので、必ずSSHのソフトを使用します。

当分黒い画面なので写真は割愛します。
参考サイト
https://bistro.site/?p=1123
色々沢山ありますが、ここがアリババクラウドUbuntuで使用するのに一番近い情報でした。
1.インストールコマンド
sudo apt-get install -y vsftpd
2.vsftpdの設定
vi /etc/vsftpd.conf
次の各所がコメントアウトなら#を外して有効にします。
そもそもこの行が無い場合には追記します。
write_enable=YES
ascii_upload_enable=YES
ascii_download_enable=YES
chroot_local_user=YES
chroot_list_enable=YES
chroot_list_file=/etc/vsftpd.chroot_list
ls_recurse_enable=YES
local_umask=022
↓多分ここから下は追加行になると思います
local_root=/var/www/html
seccomp_sandbox=NO
allow_writeable_chroot=YES ※この項目だけはAliyun独特に必須
pasv_promiscuous=YES
pasv_address=インターネットIP
force_dot_files=YES ※.haccessを見ることが出来るようにします
~~~ 参考viコマンド ~~~~~~~~~
Esc / *** Enter ⇒ 文字列検索***について
Esc n ⇒ 次の検索
Esc o Enter ⇒ 最後の行に追加モード
Esc i ⇒ Insert修正モード
Esc : w q Enter ⇒ 保存して終了
Esc Ctrl+z ⇒ 強制終了
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
補足:上の階層からFTPでいじりたいときは
local_root=/var/www/html
↓
local_root=/
にします
3.ユーザーの登録
①最初にユーザー名とパスワードを決めておきます。
②vsftpdにユーザーファイルを作ります
vi /etc/vsftpd.chroot_list
単純に使用するユーザー名を1行ずつ書いていきます。
③ユーザーの登録
sudo adduser ユーザー名
※useraddではありませんので注意!
パスワードを入力させてくるので、その時に任意のパスワードを入れます。
そのあとプロフィールとか聞いてくるのでEnterで無視。
5回くらい無視し続けて[Y/n]が出たらY
4.いったん動作確認
①再起動します。
initctl restart vsftpd
↓こんな感じにエラーっぽくないのが出ればOK
vsftpd start/running, process 6682
②vsftpdが動いているか確認します
telnet localhost 21
↓と出ればOK。
Trying ::1…
Trying 127.0.0.1
Connected to localhost
Escape character is ‘^]’.
220 (vsFTPd 3.0.2) |
出ないなら何が間違っているのかわからないので、
いっそのことアンインストした方が早いかもしれません。
5.ローカルのFTPソフトの設定
FileZillaを使用しています。


つながりました。
でも、リモートサイトが/www/html/じゃない…?
細かいことは気にしない。まぁいいや。
もし、つながらなかったら「アクティブ」モードとか「パッシブ」モードを変更してみてください。合わせて
アリババクラウドaliyunでWordPressのサイトを作る:セキュリティルールの設定
も試してみて下さい。
6.vsftpdでアップロードできない!アップロードできるようにする
おそらくダウンロードはすんなりいくはずです。
アップロードをするとエラーがでます。
ファイル名の変更も削除もできません。
「レスポンス: 553 Could not create file.レスポンス: 553
Could not create file.エラー: 致命的なファイル転送エラー」
単純にパーミッションで書き込みの設定がされていないからです。
「chmod」コマンドでアクセスを可能にします。
cd /var/
cd www
chmod 777 html

参考:https://eng-entrance.com/linux-command-chmod#chmod-3
補足:よく使うコマンド
■vsftpdの再起動
initctl restart vsftpd
vsftpd start/running, process 6682
■動作確認
telnet localhost 21
Trying ::1…
Trying 127.0.0.1
Connected to localhost
Escape character is ‘^]’.
220 (vsFTPd 3.0.2) |
と表示されれば正常
終わらせ方はCtrl + ] です
telnet>を抜けるには Ctrl + zです
■vsftpdのアンインストール&削除コマンド
apt-get purge vsftpd
■ユーザーパスワードの変更
passwd ユーザー名
パスワードを1回目入力、確認されるのでもう一回入力。
■ユーザーの削除
sudo userdel -r ユーザー名