イロイロな所をフラフラしているので、たくさんの企業の内情にかかわっています。
大体よくあるのが「あぁコレ絶対失敗する」と思って確かに失敗している案件をお話します。(適時更新)
失敗事例1:ターゲットを考えないでの出店
「こんなところにスゴイお店が」というので成功するのは無理です。
大体の人が「いいものを提供すれば大丈夫…」と思うかもしれませんが、いいものがあっても「いつ?」「どこで?」「誰に?」が明確でないまま実行するのがダメ。
でも、3つ揃う前に2つがそろえば、おのずと1つは出てくるものです。
最低でも2つは必須!
特に飲食店。
開店しては潰れる…の繰り返しです。見ていて「だよね」です。
そもそも大手企業なんかはしっかりと商圏調査をしてから開店するのに、初めての人が想像でポッと出たら潰れるに違いないです。
例えばケーキを売りたいなら
決定事項:誰に?→大人の女性、いつ?→仕事帰り
2つを足して導いた答え:どこで?→前の2つの条件で人通りのあるところ
補足:シックなデザインでまとめて、簡単に買うことができるカウンターが大事
ラーメンを売りたいなら
決定事項:誰に?→男性・大学生から大人、いつ?→昼
2つを足して導いた答え:どこで?→駅前よりも学校の近くやオフィス街の中
補足:営業人向けに臭いに注意したメニューも有り、バッグを置くスペース、高回転率だからカウンターのみ
センターのある大手やチェーン店は最低でもここまで考えています。
お店を出す前に、一週間sの場所に立って人の行き来を見るもの大事ですよ。
失敗事例2:デザインの真似
「このサイトカッコいいから真似して」という話が来ますが、大体失敗します。
理由としてはターゲット層が違うのに真似たり、ありきたりな内容だったりで検索にすら出ないことも…
まず見せたいターゲットを決めてから、好かれる配色、気になるキャッチ、類義語調査が大事です。
例えば
- 50歳くらいの女性を集めたいのに今風なデザイン
- 学生を集めたいのに高級感出しすぎデザイン
- 子供を集めたいのに文字ばっかり
などです
特にスマホ世代とPC世代は大きく違うし、
年配の方ならポスターの方が十分インパクトあります。
そういうのを考えないで「ここカッコいいから…」は絶対失敗します。
失敗事例3:技術バカ
web関係だと見せる技術がたくさんありますし、面白い動きをするものが結構あります。
「面白いからウチにも使って」と言われるけど、実際入れると「使いにくいという声があるから消してくれ」と。
技術的に面白いものはたくさんありますが、使う側にとっても良いものを考えないとダメですよ。
あと、アプリ開発
何でもかんでも「お店の情報をアプリで」と言われますが、そんな一発のアプリ誰が入れるの?
お店とLINEの友達登録ですらしたくないのに、アプリなんておこがましい。
AndroidならまだしもiOSでは認可されないようなスカスカな案件なので、いつも「やめとけ」と言っています。