いきなり本番のURLで作りこむ猛者はいないと思います。
とりあえずどこか適当なURLで作ってから、本番へ移行ということが多いので、
その時の引っ越しのポイントです。
Contents
普通は簡単にできる
普通だと
- データベースの移動
- ファイル全てを移動
- app/config/eccubeフォルダの中を新しい環境に変える
(データベースとかパスを新しい環境に変更する)
という感じだけ動くのですが、
それでもなぜか動かない場合の方法の一例です。
引越しでのハマりやすいポイント
app/config/eccube/path.yml
を修正するときに、上の方の「tpl」下の方の「admin_urlpath」あたりが、下書きサイトが第二階層で引越しサイトが第一階層だと、文字の変換でうまくいかないので手作業で確認と修正が注意が必要です。
とくにCSSがうまく読み込めていないなどはココが影響します。
良くわからない場合は、一度EC-CUBEをインストして、自動生成されたpath.ymlを参考にしてください。
よくあるEC-CUBE3の引越しの失敗
- 下書きサイトから本番サイトに移動したときログインできない
- ログイン画面が表示されない
- なんだかわからないけど動かない
下書きサイトの準備のポイント
httpsサイトの場合の注意
もし本番サイトがhttpsサイトの場合には
下書きサイト自体でhttps環境で作り
システム設定 > セキュリティ管理 > サイトセキュリティ設定で
□SSLを強制にチェックを入れて作っておく。
次項目で「3.本番環境に自動インストール」の後にログインして
同じように□SSLを強制にしておくとスムーズに以降できます。
(ロリポップだと無料で独自ドメインをsslにできるので便利!)
phpバージョンなどの注意
phpバージョンやCGI版・モジュール版などは同じものにしておいた方が良いです。
というよりも私だったら「絶対に同じにしておく!」
同じような環境が準備できない場合には本番サイト下層もしくはマルチドメインで同じサーバーに作ると安心です。
EC-CUBE3引越し方法
下書きサイトのデータをFTPですべてダウンロード
- 下書きサイトのデータベースを次の3つを抜かしてエクスポート
mtb_authority
mtb_work
dtb_menber
このとき「詳細」「Add DROP TABLE / VIEW / PROCEDURE / FUNCTION / EVENT statement」でダウンロード - 本番環境にEC-CUBE3をインストール
- ダウンロードした\app\config\以外のファイルを上書きUPロード
- 本番サイトのデータベースで上記3テーブル以外を削除
- 下書きサイトのデータベースをアップロード