結論的にサーバーに保管は良い!
でも使い方を間違えると最悪な事態になる!
ということを伝えたい…
出先の会社の人が「パソコンの調子が悪いけど~データはサーバーに置いているから大丈夫」と言っていました。
データベースやソフトを扱っている私からするとびっくりしましたが、ファイルというものは「趣味の風景写真」がメインということなのでホッとしました。
さらに使用しているのはDropBoxというので、よかったぁ…と。
Contents
サーバーにデータを保管する危険な点
サーバーの提供サービス次第で盗まれる
保管用に構築されたサーバーに保管してますか?
Dropboxをはじめとするクラウド上でのファイル保管用で提供されているサーバーならセキュリティもしっかりしているので安心です。
でも、web用として公開しているサーバーは、偶然にも保存しているファイル名を入力してしまったら誰でも盗むことができるので怖いです。
パスワードメモとか顧客データなどが入ったものはシッカリとセキュリティのあるクラウドで保管しないと危険です。
もしくはwebサーバーでもアクセスさせないように設定するとかの対策が必要だと思います。
アップロード、ダウンロードで壊れる
回線状況や、使用しているパソコンの状況によってですがアップロード時に破損したり、ダウンロード時に破損したりします。
写真くらいなら大丈夫ですが、画像でもイラストレータのデータやソースではなく動く状態のモジュールなどはちょっと欠損すると動かなくなることがあるので危険です。
よくメールで送ったデータが「壊れていて開けない」ということがあります。メールならもらってすぐに開封するので破損を知ることができますが、保管となると次に開くのがいつだかわからないので、保管したときに破損しているということもありますから確認が必要となりますね。
本当に大事なものを保管していますか?
「パソコンが壊れたからデータを新しいパソコンに戻したい」ということで環境設定の依頼がくることがあります。
結構多いのが「保管していたファイルはショートカット」というミス…
「マイドキュメント」や「マイピクチャ」の中身じゃなく「マイドキュメント」「マイピクチャ」のショートカットだったり、WordなどのデータではなくWordの起動させるためのショートカットアイコンだったり…
拡張子を気にしないで使用している人は、こういった怖いことが起きますので、ファイル名だけが頼りになるFTPでのアップロードは怖いです。専用サーバーを使って管理したほうがよいですね…
サーバーにデータを保管する利点
作業場所がいろいろなところの場合
家で作業して会社で作業するというきにいちいちUSBに入れなくてもどこでも開けるから便利です。特にスマホやタブレットでも開けるのでちょっとしたメモ代わりに使っても便利です。
数人でシェアする場合
これも、いちいちほかの人に渡さなくてもよいので便利です。
専用サーバーだと管理が楽で見つけやすい
保管専用サーバーだとファイルの種類や検索で見つけやすいので専用サーバーを使用するほうが良いです。
FTPだと、上記のように間違えてわからないファイルをUPしたりするので「何のファイルだか」わかりやすく表示できる専用サーバーのほうがおすすめです。
それに画像だとプレビューできる機能のある所もあるから、専用サーバーは便利です。
壊れにくい
自宅に置いてある外付けハードディスクは壊れたらアウト。「保管用に」と言って古いPCや中古ハードディスクなんかを使用したりすると機会が壊れて使えなくなることがよくありますので危険です。その点クラウドの専用サーバーはシッカリと管理してくれている(と思いたい)のでペットや子供のいる家庭よりは安心だと感じます。
おすすめの保管方法は?
クラウドの活用と外付けハードディスクの2つが完璧です。
大事なものは信頼のおけるクラウドに、どうでもいいものはハードディスクという感じでもよいかと。
全部クラウドに入れると容量オーバーになりやすいので、預けるもの、家に置いておくものの分別するのも大事です。